バンド専用HP制作からビジネスを考える

今日のビジネスアイデアは、バンド専用HP制作。
これ思いついたときは、これはすごい、ここで紹介するのではなく、私がやろうかなと思ったくらいなのですが、調べたら、既にやっているところがありました……。
ただ、そんなに数はないですよね。まだまだ参入できるかなと思います。

今回の事例を通して、ちょっとビジネスの考え方を学んでみようと思います。

バンド専用のHP制作と言ってもですね、普通のHP業者であれば、バンドのHPくらい作ってくれるんですよ。
わざわざバンド専用にする意味っていうのはどこにあるかっていうと、もちろんセグメントを絞ることによってCV率をあげる(*)というのが、まずありますよね。これは誰でも知ってる。

要するに、普通のHP制作会社と、バンド制作専門のHP制作会社があれば、バンドマンは後者を選びますから、CV率(成約率)があがるだろういうわけです。

しかし、もうひとつメリットがあって、広告を打つときに、HP制作会社であればWeb系のところに出すしかないですよね。ところがバンド制作専門とすることで音楽雑誌とかに出航できるわけです。音楽雑誌にHP制作の広告ばかり載っていることはまずありませんから、多少ぼったくりな価格でも他に比較対象がないので、受注される、と。このあたりが強いわけです。

ビジネスの正しい思いつき方

この事業を私がなぜ思いついたかというと、歩いていたら、いかにもバンドマンという感じの黒っぽい服に、髪の先っぽだけ赤く染めた若者が歩いていたんですね。それを見て、思いついたわけです。けっしてHP制作会社の広告を見て、もっとニッチにしようとして思いついたわけではありません。
このように、ビジネスは、誰に売るのかを最初に決めるのが実は正しい。
売る人が決まっていれば、広告の出稿先も自然と決まります。商品ありきだと、競合ひしめくところに広告を打たなければならなくなる。

#ビジネスは最初に売る対象を考えよう

例えば、このバンド専用HP制作サイト見てほしいのですが、商品ラインナップがうちわとかDVDコピーとかなんですね。普通にWeb制作会社はうちわなんか作りませんが、ここはバンド専用で、お客さんはみんなバンドマンだとわかっているからうちわとかDVDコピーとか一見するとあまり関連性のないものがラインナップとして並ぶわけです。これがすごい正しいわけです。
お客さんは同じなのだから、商品を開発するたびに広告出稿先を考える必要もありませんし、顧客のLTV(顧客生涯価値*)もウンとあがるわけです。

*顧客生涯価値
お客さんが人生であなたに支払うお金のこと。
あるお客さんが人生であなたから、うちわ100個、HP1個、DVDの印刷30個とかならその支払いの合計価格分、その人の価値はあるということ。
ということは、100円のうちわを売るのに広告費を4000円とか出してもいいわけです。あとでHP頼むかもしれないし、ポスター作ってくれとか言ってくれるかもしれないから。

さて、先ほどのHPはライバル会社になるわけですが、競合はそんなにないので、この会社を丸パクりしてもそこそこ儲かると思います。
ライバル一社でもあると、あーもうニッチじゃないと諦めてしまう人がいますが、少ないのであればニッチには変わりませんから、似たようなものを丸パクりすればいいわけです。
牛丼の吉野家の横に、牛丼の吉田家があって価格も同じだとしてもお客さんは決して0人ではないということ。

でも、せっかく作るんですから、なんとか差別化をはかりたいという人もいるでしょう。
そこで注目したいのは、この会社はFLASH入れますというのをアピールしていることです。いまどきFlashなんて……というのがWebに携わる人の多数派ですし、実際、Flashはiphoneやipadで見られませんので、色々と不都合です。もちろんこのサイトが敢えて、Flashをアピールしているのは、映画とかバンドのサイトはとかくFlashで派手なものが多く、お客さんもWebにあまり強くないので、「カッコイイ、動いたり音楽なったりするサイトにしてよ」っていうニーズがあるからです。
そこで、教育的に、いまどきFlashなんて使ってたら笑われるぞ、iphoneで見られないサイト作ってどうするんだ、とガツンと言ってやるわけです。時代はレスポンシブWebと言って、phpなんだよとか適当に言うわけです。
しかも、WordPressなら、自分で更新できるし、色々できるわけよ、絶対そっちのほうがいいっしょ、お客さんもそのほうが何度も見に来てくれるよ。それにサイトだけカッコよくて、ブログのボタンおしたら、アメブロに飛んだ……ってそれダサすぎじゃない?みたいな方向でアピールするわけです。

これなら、Flashをウリにしているところとはカブりませんし、残りは例のサイトを参考にパクれるところはどんどんパクればいいわけです。

広告も、バンド系のメルマガとか音楽系のところにメール広告して、とびっきりのLP作れば、まだまだ競合の少ないオイシイジャンルといえるのではないでしょうかね。これもそういうサービスを使うんじゃなくて、まぐまぐでメルマガ書いてる人に一人ずつ交渉するわけです。だいたい下限は1通2000円にして、読者数×1円が相場ですが、このジャンルであれば、読者数×0.5円くらいでいいんじゃないでしょうか。人数少ないところは一カ月ヘッダーに3行広告だしてもらうとかね。それで月3000円×10部で3万円くらい。3万円なんて1人お客さんきたら、もうペイできる。これをどんどん増やしていけばいい。

あとは、もっとセグメント絞って、ゴシック系バンド専門のWeb制作とか、デスメタル専門とか、よくわかんないけどバンドにも色々ジャンルがあると思うので、さらに市場をせまくしていくとかね。
別にHPをかえなくても、LPだけ変えればいいんだから、バンドのWEB制作のいわゆる普通の販売サイトを作って、LPはデスメタル用、ゴシック用、POP用、ロック用とか色々分けておけばいいわけです。

なかなかよさそうじゃないですかね。どうかな?

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