レビュー:クチコミ・エンジンの作り方(ジョンヤンツ)

『クチコミ・エンジンの作り方』(ジョン・ヤンツ/ダイレクト出版/3800円)が届きました。

目次
第1章 誰も知らないクチコミの現実 
第2章 クチコミされる人、されない人の差はどこにある? 
第3章 マーケティングの4Cとは何か
第4章 顧客紹介システムのプロセス
第5章 本物のクチコミ・マーケティング戦略
第6章 クチコミ・マーケティングとしてのコンテンツづくり
第7章 ケーススタディ:巨大案件をまとめる
第8章 顧客ネットワークの構築
第9章 戦略的クチコミ・ネットワーク
第10章 紹介された見込み客を顧客に変えるステップ
第11章 紹介に特化したキャンペーン

これは、いい本なんだけど、すぐに役に立つ本ではないですね。
理屈はわかったけれど、じゃあどうしたらいいんだと多くの人が思うのではないかと思いました。私はそうは思いませんがね。既に何らかの事業、特にお客様と接することのある事業をやっていらっしゃる方は、「あーそうそう、そうなんだよ」と頷きながら読むか、「そんなことできるかよ」と反発を覚えるかのどちらかでしょう。

まず、当然の前提ですが、口コミというのはステマのことではありません
したがってステマノウハウが書いてある本ではありません。そっちのほうがインスタントで多くの人のニーズにあっているような気もしますが(笑)、残念ながらそういう本ではない。

ですので、当然、前提となるのは、1.お客様に満足してもらえるような質のいい商品・サービスであること 2.その商品・サービスに対して自信があること。これらが前提となります。
そりゃそうですよ。自分がいいとも思ってないものを、口コミなんかありえないですね。自分がまずいと思って出しているラーメンを口コミでひろげようと思いますか?思わないですね。

口コミで、ラーメンの話を持ち出して説得するのは、ネットワークビジネスの常套手段ですが(笑)、前提としてその商品がいいものでなければ、口コミなんかありえないし、自信をもって薦められないんですよ。儲かるよと言ってラーメンを薦めるのは口コミではなく、マルチ商法というのです。だから、アムウェイに入るときも、「儲かるよ」って言って営業したらダメだよって注意されますよね。それと同じです。儲かるよと言って、薦めるのは口コミではないということです。
ちなみにアムウェイの商品は非常に高品質みたいですね。あの業界では、商品力が強いのはアムウェイだそうです。ただ、そんなにたくさんはいらないよね、っていうことです。笑

心の底から商品をいいものだと思っていないといけないわけです。これ大前提。
アムウェイでも結果を出す人は、心の底からアムウェイの商品がいいと思っています。
疑いならが、「とりあえずノルマを……」なんて思いながら、販売してる人は、まったく結果を出せない人ですね。
営業もアフィリエイトも同じです。自分が売っているものをいいものだと思えない限り、絶対売れません。

この前提(自社製品を心の底から素晴らしいと思っている)があるという前提であれば、この本に書いてあることはどれも役に立つでしょう。
そうでない人は、まずは満足のいく自社製品を作るところからです。

この本もいいんですけれど、読むのがかったるくなったら、中谷彰宏がPHP文庫から出してる薄っぺらい俳句なのかこれは、みたいなビジネス書があるんですけど、それを読むと言い方は違えども同じようなことが書いてあるんで、そっちを買うといいと思います。中谷さんの本なら、1冊10分で読めます(笑)。1ページに100文字くらいしか書いてないから。
中古でどかんと50冊くらい一気に買って、1時間で全部読めば、あなたも口コミ王だ!

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