人脈を作るテクニックのウソ。自己啓発書にだまされるな!

私はそもそも「人脈」というものが好きじゃないのですが、ビジネスというのは人脈にかなり依存する部分が多いのもまた事実ですので、ちょっと人脈について今日は書いてみようかなと思います。

まずはGiveをしろというアドバイスは正しいのか

まず多くの自己啓発書/人脈本に書いてあることとして、「まずはGiveをしろ」というのがあります。大前提として「人脈」というのは「Give&Take」の関係をさすものとして使われているというのがあって、一方的にGiveをもらうだけ(Takeされているだけ)では、それはパトロンですし、Giveしているだけではただの足ながおじさんになっているだけというわけです。

それを前提に、まずはGiveをしろというアドバイスがあるわけです。
勝間和代さんなんかは「Give5乗のルール」というのを作っております。

そこで、とりあえず人のために何かしたらいいのかというと、そうなのですが、多くの場合、人脈が必要というケースは自分に人脈がなく、まさにいま困っているからそう思うのであって、そんな状態でGive5乗なんて言っていても、恩恵を受けられるのは一体いつなのかわからないわけです。

ましてや、こっちはよかれと思ってGiveを提供したところで、それがクオリティの低いものであれば、かえって、「大したことないやつだ」と思われるだけで、何らプラスにはなりません。
私も、「この人きっと人脈本とか読んでるんだろうな」という人に会ったことが多々あり、「みのりさんなんでもしますよ!」という人と会ったことがありますが、そういう人は概して役に立ちませんし、「キミに頼もうにも、キミは何の仕事もできないじゃないか」と思うだけですし、ダンドリよくタクシーを拾ってくれても、「いやそのタクシー代、私が払うんでしょ。電車で帰るつもりだったのに……」とありがた迷惑となるケースが多々あります。
特に女性にはタクシーを拾うという考えが浸透しているのか、帰りにタクシーを用意しておいてくれいる方が多いのですが、はっきり言ってとても迷惑です。私はケチなので、絶対に電車で帰りますし、タクシーを拾われても600円の移動距離で見送りがなくなったあたりでさっさと下ろしてもらい歩いて帰ります。私は交通費に関しては、大変ドケチなのです。

したがって、とくに相手も知らずに、Giveをしようとしてもありがた迷惑になるだけです。
そこでどうするか。

Giveをする前に、その相手と仲良くなること

前提として、仲良くなければ利害関係を越えたプラスの関係にはなりません。人脈を作る場合、最終的にはこちらがその人と知り合って、プラスにしたいわけですから利害関係を超えないと意味がないわけです。それを超えるには友達になる必要があります。恋人になるのが手っ取り早いですが、これは人道に反するという考えの方もいるでしょうし、別に薦めはしませんが、構わないのであれば、恋愛関係はいつでもチラつかせるのがいいでしょう。生保レディがミニスカートなのと同じです。

仲良くなる方法は、単純に「ビジネスなんていいや!遊びにいこうぜ!」と言える関係になるかどうかです。
会社員であれば基本的にはこの方向で仲良くなるべきでしょう。
経営者同士であれば、遊んでる時間なんてアホくさいと思ってる人が結構いますので(私もそうですし)、相手の温度感をみて判断するのがいいでしょう。
仲良くなるといっても、いくら合わないのは、仲良くしようとしても無理です。合わなさそうな人と利害関係を越えた関係になるのは難しいので、これは切りましょう。最終的には仲良しでうまくやらないと人脈は機能しません。いくら相手が現金や仕事を持っていたとしても、あわなければどうしようもありません。私も下請け(外注先)がどんなにいい仕事をしてくれても、その人がなんとなく好きになれなかったら、もう二度と頼みませんし、そんなものです。

そもそも人脈作り自体無駄

人脈を作るときに、わざわざ作りに行くことは無理です。日々の意識の中で、面倒だけど、ちょっとこの後、ご飯にでも誘ってみようかなと思うことが大事で、今日は人脈を作るぞ!とパーティーや交流会に参加しても意味がありません。
例えば、何かの偶然で結構すごい人と知り合ったとします。なんとか繋いでおきたいとき、どうしたらいいかというと、「この後、食事でもしませんか?」と簡単に誘うだけです。それで断られるなら、もうその人はあなたのことをさほどおもしろいと思ってませんし、興味もないわけです。だから、この後の人脈形成は無理です。さっさとあきらめましょう。

人脈パーティーでは何をすべきか

それでも、人脈パーティーに行きたいとお考えのあなた。
コツを簡単に教えます。
まずは、喋らないこと。あなたが何のビジネスをやっているかなんてみんな大して興味ありません。聞かれたら簡単に答えればいいです。その際にも、どうでもよさそうに「小売業です」とかいって、多くは語らない。「儲かってますか?」と聞かれても、「いや全然。明日自殺しようかと思っているくらいです」と答える。ゴルフと同じで経営も、みんな教えたがりですから、素直なド素人ぶってるのが一番ウマいです。特に女性はそうでしょう。やり手ぶっても意味がありません。本当に経営を何年かやっているのであれば失敗談は多々あると思います。それをぽつぽつと話すくらいで充分でしょう。
あとお金がないことは素直に言いましょう。あっても、ないと言いましょう。誰だってお金がある人にタダで仕事をしてあげようとは思いません。困っているフリをしないことには誰も助けてくれません。
また、いい感じの人脈、欲しい人材が見つかったら、仕事を頼むのではなく「パートナーで!」と誘ってみましょう。一緒に仕事をすれば、誰でも仲良くなれますので、これが一番速いです。仕事の配分については、GIveの精神で自分のパートを少し大変なくらいにしておけばいいと思います。雑務系はこっちで引き受けるみたいな。逆にこちらが優位なのであれば雑務を押しつけましょう。この雑務をどちらがやるのかというのは結構重要です。優位なのであれば、本業以外はうけないようにしましょう。

人脈よりも大事なことは交渉

結局、ぬるい人脈というのは、人脈というよりは交渉になります。
やってほしいことがあるわけですから、それをいかに通すかという話です。
交渉において大事なのは、まず自分が優位なのか劣位なのかということです。誘う場合、多くは劣位になるかと思いますが、たとえば相手の案がなかなかよさそうで、スキル的にも相手は充分もちあわせているものの、ノウハウ不足・経験不足で実行に踏み切れない場合は、強気にこちらですべてプロデュースするから折半でいきましょうと利益をむしりとりにいきます。個人単位のM&Aのようなものです。逆に、劣位にある場合は、こちらがなんとしてでも欲しいものを確保した上で(相手のスキル等)、残りはこちらでやります、といような劣位の交渉が必要になるでしょう。その際は、仲良くなるというプロセスでこちらの立場の弱さをうまくごまかしていく必要があります。
私は基本的に事業ごとにパートナーを変えていますが、そうするといい感じにリスクヘッジできますし、合う人合わない人、使える人使えない人、というのがだんだんわかってきます。こうして、ラスボスにのぞむ最終パーティーが精査されていくのです。ドラクエ1のように単独で、呪文も唱えて剣も振って、敵は全部タイマンでやるかやられるかみたいな時代は終わったのです。

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-memo-
メリルリンチ潰れましたけどね(笑)。
ちょうど私が学生だった頃は、メリルリンチとかモルガンスタンレーとかマッキンゼーとか外国の会社が超人気の時代でしたので、「メリルリンチを指導!」とか書いてあると、「おっ、すごいな」なんて思ってしまうんですけど、今はどうなんでしょうかね。
今日の新聞では、韓国の新卒の1/4がサムスンを受けているくらいサムスンすごい人気あるみたいなのですが、やっぱり時代毎に人気のあるものってありますよね。私が高校生のときは、東大生はいま就職せずに起業する!なんて言って起業ブームでしたし(ほりえもんの時代)。
ちなみに、私の友人でサムスンに就職した人がいますが、朝6時から、山中湖にバスで行って走りこみをしてから業務に入るそうです。いや、普通にそんな会社、無理でしょ(笑)。
早くフリーエージェントにならないとブラック企業に精魂を吸いつくされる時代になりました。早く起業しよう!
参照:日本人の知らなかったフリーエージェント起業術

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