値下げ:新規顧客を数多く獲得する最も簡単な方法

値下げはマーケティングの放棄とも言われますが、やはり効果があります。
もう何をやってもダメだと思ったら思い切った値下げをしてみると、新規顧客を一気に拡大することができます。
とはいえ、ただ商品の価格を下げただけでは、安くて質の悪いものを販売する店という認知だけがひろまり、いいことはまったくありません。
安売りをするのであれば、少なくともバックエンド商品がはっきりとある状態でなくてはなりません。

基本的には、商品は品質や利点に注目し、売り出すべきであって、安売りはすべきではありません。

安売りは麻薬と言われ、やれば集まるので何度もやってしまいます。しかし、安売りで集めたお客さんはまた去っていくので、また安売りのキャンペーンをしなくてはならなくなる……というわけです。

そこで、安売りをうまく使うには、下記のようにするのがベストでしょう。

1.安売りする商品(いわゆるフロント商品)を決める

2.安売り商品は競合他店をぶち抜くものすごい価格にする

3.安売り商品を買ったお客様には、即アップセル・クロスセルをかけ、損を回収する

わかりやすい例を出せば、あなたがハンバーガー屋をやっているのであれば、チーズバーガーを50円で販売した直後に「飲み物はいらないですか?」、「ご一緒にポテトはいかがですか?」とすぐに回収しにかかるのです。

ネットショップであれば、500円のDVDを販売ページで、「購入ボタン」を押したらすぐに決済ページに飛ばすのではなく、もうひとつ魅力的な商品でそこそこの価格のものを販売するページ(例えば同じテーマの2000円のDVD等)に飛ばすようにする。

【ワン・タイムオファー】

ここでワン・タイムオファーというものを紹介しましょう。
ワンタイムオファーというのはアップセルの一種ですが、チャンスが一度きりというものです。

ネットショップであれば、購入ボタンを押したあとに、「いま購入を確定した方だけに適用される割引商品があります!」という風にワンチャンスでもうひとつ商品を売るのです。ブックマークしておいても、その販売ページはもう見られないというわけです(敢えて見られるようにしておいてもいいですが、信用問題もありますので、やはり見られないほうがいいでしょう)。

こんな風にして、フロント商品だからいくら赤字を垂れ流しても構わないという呑気な考えは今すぐ改めて即回収にかかるのです。
特に事業のはじめのほうであれば、何がなんでも赤字は許されないという決死の覚悟でのぞむべきです。

そもそもはじめたばかりの事業でいきなり赤字を出すような起業家が、今後成功していくとは思えません。
事業において、現金は血の一滴です。何がなんでも回収するという気概をもって、やらないといけません。
値下げをするときは、回収できなければ、死ぬという覚悟でやるべきでしょう。

◆参考文献

『大富豪の仕事術』(マイケルマスターソン)

世界一ずる賢い価格戦略

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