経理の良書発見。社長はお金から目を放すな!

今日、買った本が久しぶりに良書であたりでしたので、皆さんにご紹介しようと思います。
ひとり社長の経理の基本という本です。

経理の本なので、経理をやらない人には、当然ですが、不要です。
時々、私の薦めた本を全部買う人がいて、それはありがたいことですが、タイトルからして明らかに不要なものを買っても意味がありません。
いつか読むなんてことはありません。買ったその日に読まない本は買わないこと。
本はなくなりません。

フロー毎の経理の本がわかりやすい

これ何がいいっていうと、実際のフローに沿って書いてあること。

小さい会社の経理って、基本的に領収書集めて、毎日の売上をExcelにちまちま記入して、月末にまとめて、税理士に提出する、あるいは経理の人が仕訳するという流れだと思うのですが、その「集める → 記録する → チェックする」というフローの順番で書いてあるのがすごく使いやすい。

よくある経理本に載ってる仕訳の仕方とかどうでもいいんですよ。うちの会社なんか税理士に投げるだけだし、そうじゃなくてフロー毎のちょっとしたコツとかあったらいいですよね。そういう本なのが素晴らしい。量もあるし、かなりいいです。

従業員は不正をする

実際、経理は、社長が目を通さないとダメです。
従業員に丸投げなんて話になりません。税理士に丸投げはしても従業員には任せない。
お金を儲けるために社長をしているわけですから、お金のことは確認してください。
理由は、世界一シビアな社長力講座という本を読めばよくわかりますが、従業員は基本的に泥棒です。信用しないこと。

そりゃそうです。社長は従業員の労働力を搾取しているわけですから、従業員もやり返してきます。経理なんか丸投げしようものなら、あの社長バカだからわからんだろうとやられ放題です。

対策はふたつです。

1.従業員の不正に気付くことができるようなシステムにすること

2.不正があっても問題ないような仕組みにすること

今回の経理を見ろというのは、1.のやり方です。実は2.のほうがずっといいのですが、なかなかこういう仕組みを作るのは難しいですし、ある程度、従業員を信用しないと(逆説的ですが)できないので、1.のやり方がまあオーソドックスでしょう。

経理を社長がやれば、そもそも従業員の会計による不正はありませんし、別のフローで不正があったとしてもわかりやすくなります。
うちの従業員は大丈夫だよという人でも、とりあえず自分の会社がいまいくらぐらい儲かってるのか知ったほうがいいでしょう。経理に何らタッチしないというのは自分の財布を見ないようなものですから。

とはいえ、私もほとんど経理をしておりません。

私は三社ほど関係のある会社があって、うち一社は完全に自分の会社で、これに関しては経理は一切やっていません。
まず売上はすべて銀行に行くので、通帳のコピーと経費分をそのまま税理士さんに渡して終わり。渡すのも決算期のみ月ごとの会計はしていません。
この会社に関しては、通帳の記帳で全部わかりますし、その必要はありません。

ところが残り二社に関しては、私が積極的に経理にタッチをしていて、同じ税理士(つまり私サイドの)を使ってますし、その税理士さんに連絡したりするのも私だけですし、売上管理とか領収書の確認なんかも私がやっています。従業員がやることもありますが、これもどこぞの知らない人ではなくて、私のよく知っている従業員に事務処理のみをやらせています。その人は私が儲からないと儲からないので、不正をする可能性は低いですし、私も相当あれこれ聞くので、どうせ何も見てないだろうということにはなりません。もっと言えば、その人が不正をしても、私への影響は少ないので大した問題ではないのです(笑)。

ややこしいですが、例えばA社では、3人の経営者で会社をやっています。儲けは30%ずつで割ります。私の連れてきた従業員には、私が支払い、山田さんの連れてきた従業員には山田さんが支払います。だから同じ従業員でも、山田さんの部下は月給30万で、私の従業員は月給10万円ということもあります。ですから私の連れてきた川田さんが、不正をして、10万かすめとったとしても、私の取り分として実際に被害にあっている金額はパーセンテージとしては少なくなから別にいいのです(それでいいのかという話もありませんが、そんなものです)。

もちろんA社として雇っている従業員もいます。そういう人が不正をしたら、リンチです。笑

例えばですが、A社が、甲さん、乙さん、丙さん(というか私)でやってるとします。儲けは粗利の30%ずつです。残り10%はプールする、と。そんな契約になってるとしましょう。そこで、甲さんと乙さんがグルになって、本当は100万円儲かってるのに、50万しか儲からなかったとか言われたら、私の取り分はウンと減ってしまいます。そんなバカな話があるかと思うかもしれませんが、実際、友達でもない経営者が利害関係のみで集まると、こうなります。歴史の勉強(特に世界史)をしたことのある人は、イメージがあると思います。なんとか同盟みたいのができちゃうわけです。

そういうときに、経理を握ってると、まず不正に気付きますし、不正をしようとする人は、私に話を持ちかけてきます。これは非常に有利です。したがって、何かするときは、こちらで税理士代は負担するから、経理はこっちでやると言うほうが有利なのです。もちろん、能力はあるのに実質フリーランスで、経理関係は、やってもらえると助かるという人もいますから、これは持ちつ持たれつの関係です。とはいえ、経理にタッチしない人はやっぱり損をしますけどね。経費ひとつ取ったって、ある人は、領収書を持ってくるだけで自己負担でも、ある人は、しっかりお金をもらってたら随分差が出ます。売上を抜くとかそういうあからさまなやり方以外にも、ちょっとしたところで差がついちゃうんですね。
ちなみに、うちは領収書持ってきたからって経費を出すことは一切認めません。

あとは、ある人は会社のクレジットカード持ってて、ある人は持ってないとか。ここまでくるともう差は歴然としますよね。
というわけで、経理はタッチしておいたほうがいい、タッチするには経理がわかるか、税理士を紹介できるとか何かないといけない。そういうときのためにちょこっと勉強しておくといいわけです。

経理のポジションを勝ち取る方法

これから何かはじめようってときに、「領収書はこの引き出し。必ず日付けはいれるように。裏には、どういう理由で買ったのか、しっかり書いて。あと、売上はこのExcelシートに記入するように。これは毎日提出!」とかしきりだしたら、誰だって、「まあ、あいつが経理でいいか」ってなるでしょ。
そういうものですから、チームでやるときは先手を取って、経理になっちゃう。「経理やらせてください、税理士代はこちらで負担致します」なんて言うと、「なんだあいつ、怪しいな。絶対に何か悪いことを企んでるぞ」ってなっちゃいますよね(笑)。「税理士?もう手配しておいたよ」くらいがいいのです。

こういう持ちよりをジョイントベンチャーとか言いますが、私はジョイントベンチャーやるときは、その事業に必要なお金とか全部計算して、帳簿管理のフローとかも一気に出します。「やっといたよー」みたいな感じで。そうすると、「やっぱりあの人、会社をやってるだけあるなあ、任せよう」ってなるんですよ。本当は事前に、経理やってる友達とかに声をかけたり、税理士に相談したり、色々根回しして必要なものを作らせるんですけど、それをさも当然のようにだすと、「経理は任せました」となるわけです。

heheheheしめしめ、ボンクラ共め、せいぜい働くがいいわ ლ(๏‿๏ ◝ლ

となるわけだ。笑

というわけで、今日初回したのは2冊の本でした。

ひとつは、ダイレクト出版の、世界一シビアな社長力養成講座
あとは一般書籍の本ですね。Amazonのリンク貼っておきます。

ちなみにKindle版もありますね。
私は本で買いました。

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