激安で仕入れたTバックを、勝負下着専門店で売るとしたらいくらが妥当か?

よくストーリーが大事だとかコンセプトが大事だとか色々Webマーケターが好き放題言ってますが、要するに、同じことなんです。
今日はそれについて。ブランディングとかもまあ同じですかね。

あなたのサービスは顧客にどのような価値を提供するのか

まずそのサービスは何を提供するのか。
これを考える必要があります。
まあこれは業種によってサッと決まるものなので、そう難しくはありません。また、おおよそ買い物、あるいはサービスの提供というのは、楽しいという体験を提供するか利便性を提供するかどちらかだと思います。
これはそんなに難しくありません。

念のため、ちょっとだけ補足しておくと、ネットショップをはじめるとします。
売るものは、石鹸だとします。
これは提供するのは何ですか、利便性ですか?楽しいという体験ですか?

これは、楽しいという体験です。BtoBでない限りは、提供するものは「楽しい」という体験です。
具体化すると、要するに、Web上のお店がわくわくするような作りになっていけないといけないんですね。買い物というのは本来楽しいものですから。
だから、Amazonみたいな作りじゃダメなんです。Amazonと楽天でどっちがいいかと聞かれたら、ほとんどの人はAmazonとこたえるかと思いますが、小さなネットショップや新規参入をするのであれば、楽天型でないとダメです。商品にいろんなコピーとか想いをのせて売るんです。amazonみたいに淡々と商品説明と値段だけしか書いてなかったら、そりゃあ品揃えのいいamazonで買いますよ。それではダメなんです。

誰に売るのか、なぜ売るのか。~カモと作り話~

次に、誰に売るのか、なぜ売るのかということです。

このあたりをストーリーという人もいますが、呼び方なんかどうでもいいです。
私はストーリーという青臭い言い回しが嫌いなので、「まずカモ(ターゲット)を決めて、カモが泣いて喜ぶような作り話を考えなさい」といいます。順番はどちらでもいいです。「作り話」から考えて、「カモ」を決めてもいいです。

作り話といっても、ウソを考えるわけではありません。別にウソでもいいのですが、作り話から考えるのに作り話がウソというのはおかしな話です。
つまり、あなたにそのサービスをはじめた理由、お話があるなら、そこから考えてターゲットを決めたらいいし、ターゲットありきで商売をはじめてるなら、そのターゲットが好きそうな話を盛り込みなさいということ。

つまり「本当のこと」からはじめたらいいですよ、ということ。

例えば、あなた(男性)がモテないことに悩んでいて、何かのきっかけでモテるようになったら、その話を最初にまとめます。
そうしたら、必然的に、モテない男性諸君。もっと言えば、あなたがモテなかった頃の男性像がターゲットとなります。
その頃のあなたが、世間一般で言われる、高学歴・高収入・高身長だったのにモテなかったら、「高学歴・高収入・高身長なのにモテない人へ」とターゲットを「モテそうでモテない人」にしたらいいわけです。これだけで随分絞れました。いい感じです。

逆に、この高齢化社会。狙うは老人でしょ。オレオレ詐欺にひっかかるくらいなら、私が先に搾取してやる!!と思っているなら、まずターゲットが決まっています。そこで、ターゲットに見合う老人に登場してもらって、「……するまでは、……だと思ってました。でも実際やってみると……」とお決まりのコピーを使ったらいいわけです。これもいい感じです。

ターゲットか作り話かどちらかが決まっているのであれば、その後は簡単なのです。

ブランドとは「しないこと」

次にブランディングについて。
ブランディングというのは立ち位置のことです。値段が高ければブランドなのではありません。
激安店だって立派なブランドです。

ブランドはコンセプトやターゲットから決まるものです。
例えば、「高学歴・高収入・高身長なのにモテない人へ」がコンセプトだとしたら、商品の価格帯は、安いほうがいいですか?それとも高いほうがいいですか?

答えは「どちらでもいい」のです。「高収入がターゲットなんだから高いほうがいいのかな?」と思った人。全然違います。ターゲットから価格帯を決めるのではありません。コンセプトから決めるのです。
つまり、このコンセプトは価格帯に影響は与えません。

次に、「学生でも気軽に食べに来れるラーメン屋」をコンセプトにしたとします。そこでは、「最近のラーメンは高すぎる!私が学生だった頃は300円で気軽に食べれたものだ!」という「作り話」(=ストーリー)があったとします。そうしたら、価格が高くなったらおかしいですよね。当然、薄利多売の方向に向かっていくわけです。そうなると、ここでのブランディングは、「値上げをしないこと」となります。店の内装も「高級にはしないこと」となりますね。あとは「お酒も販売しない」なんていうのもやったら、いよいよお店のコンセプトとぴったりあってていいですね。もっとも学生でビールを飲む人もいるでしょうけれど。

いやいやビールなしじゃあ儲からないよと思う人は間違っています。
そこでコンセプトを忘れて利益に走るから儲からないのです。
そういう人は、本当は、「学生のために」とか言いながら本当は儲けたい人です。それならば、コンセプトを変えましょう。

「酒飲みのためのラーメン屋」だっていいじゃないですか。
それなら、ビールだけ飲みにきやすいように「ラーメンの注文は強制ではありません、メンマのみOK!」とか書けますよね。
あとは「飲んで帰りの人のために、ミニラーメンあります!」とか。

激安で仕入れたTバックを、勝負下着専門店で売るとしたら

次にTバック専門店を作ったとします。
コンセプトは、「勝ちに行く女子のためのTバック専門店」です。
当然、普通のパンツは置きません。こんなところでボクサーパンツなんか売ったら全然だめです。

では、たまたまTバックを激安で仕入れることができました。
どのような価格帯で売りますか?

A.仕入れ値にプラスして激安ワゴンを置いて一気に売る
B.3枚1000円で売る
B.勝利の女神パンティとして店頭で売っているものより少し安く売る
C.高額で特に工夫せず店頭に並べる

とりあえず不正解はA.とB.です。この店にきている人は勝負しにきています。3枚も要りません。野球ではないのです。勝負は一度です。
激安ワゴンなんか持ってのほか、一枚一枚綺麗に魅せることが大事です。
そうなると、C.かD.ですが、これはあなたがどのくらいこの店をまじめにやってるのかに寄ります。すぐ横にラブホ街があって、大人のジョーク商品店があるのであれば、C.のようなくだらない売り方でもいいのですが、本当にあなたが一枚一枚これならいける!と厳選したパンツを置く店にしたいのであれば、躊躇はありません。D.でいいのです。

というわけで、正解はD.です。

策に溺れるず、素直なコンセプトと矛盾のない価格帯で

このコンセプトから考えるというのお分かりになりましたでしょうか。
大事なことはコンセプトから外れてはいけないということです。
コンセプトからブランディングや価格帯は自然と決まっています。価格帯はどうする?ターゲットはどうする?といちいち考えるのは、コンセプトがはっきり伝わっていないからです。そういう事業は基本的に失敗します。もちろんノーコンセプトで適当にはじめたけど、接客やサービスの質が高くてうまくいったということもあるでしょう。しかし、マーケティング的には「これはダメそうだ」となってしまいます。

いくつも商売をするのであれば、「狙って」やる必要はありません。
あなたがその業種に参入した何かしらの理由があるはずです。
それをコンセプトにして、そのコンセプトと矛盾のない価格帯で売っていけばいいのです。

全然興味もないのに、みんなやってるからと言って、おかしなオプションをつけたらいけません。
先ほどの例にあげたTバック専門店はユンケルを売っても問題ありませんし、あなたがこれはいけると思った下着であれば、Tバックである必要もありません。Tバック専門店だから「他のパンティは売らない」ということではないのです。だけど、激安ワゴンはやってはいけないのです。

というわけで最後にちょっとCM

あなたのビジネスにブレイクスルーを起こす12の方法

ちなみに、この記事で書いたことは基本中の基本です。
「はあ~なるほどね!」なんて思った人は、はっきり言って勉強不足です。
マーケティングの本をたくさん買いましょう。
ちょうどいいタイミングで、今なら、新商品発売中!です。

さて、ここからCM

なぜ、売上が思うように伸びないのか?なぜ、商品はいいのにお客さんは買ってくれないのか?実は、こういった問題は、ターゲットを変えたり、商品のコンセプトをちょっと変えるだけでも大きく改善することが少なくありません。

例えば、SS製薬のハイチオールCはもともと中高年層の全身倦怠や二日酔いのための薬でした。ところが、使われている成分がシミやそばかす、
日焼けに効用があることが分かると、ターゲットを若い女性に変えシミ・そばかす対策のための医薬品として、製品自体はそのままにパッケージだけ変えて売り出しました。その結果、わずか2年で売上が10億円から30億円へと3倍以上にもなったのです。こんな例をあげればキリがありませんが、そのほとんどが「なんで気づかなかったんだろう?」と思えるようなものばかりです。

しかし、ほとんどのビジネスにおけるブレイクスルーは、実はそんな「ちょっとしたこと」によって起こるのです。そして、そのためのヒントや答えは往々にして私たちの周りに転がっているものです。では、どうすればそういったヒントや答えを見つけることができるのか?

あなたのビジネスにブレイクスルーを起こす12の方法とは、、、

では、また!
今日はなかなかいいことを書いた気がする。

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