成功する方法〜成功する人は運がいい

「成功する」というのはありふれた言い回しなのですが、結構適切な言葉というか、他に代替するいい言葉ってないなあって思います。「お金持ちになる」とかだとちょっと違う気もするし、結局はそういうことなんですけど、それをもっと抽象化すると「成功する」っていう言い回しになるのかなと思います。まあ言葉なんてなんでもいいんですけどね。

私が、いろんな人を見てて、この人はきっと成功するなっていう人とそうじゃない人がいて、あとは、うまくいってる人を見てても、ある程度似通った特徴があって、それは結局よく自己啓発の本で言われてるようなことと同じにはなってしまうんですけど、私なりに、もうちょっとローカルな感じを出しながら、解説できたらと思います。

成功者の特徴を一言で言うと、「運がいい」

見出し通りですが、成功者の特徴を一言で言うと、「運がいい」ということに尽きます。
逆に運が悪い人は100%うまくいかない。中には自分で「運が悪いんですよ」っていう人がいて、これは私は断言してもいい。100%うまくいかない。だって、運が悪いんだもん。

成功に至るプロセスとして、まずチャンスがあります。野球で言うと、打席です。成功をヒットを打つことだとしたら、まず打席に立たないといけない。野球は9人しかいませんから、ボーっとしてても自分の打席がまわってきますが、人生は人数がおおいので、日本だけでも1億人もいるわけです。なかなか打席が回ってこない。打席が回らないまま試合が終わってしまうこともある。
こういう中で、打席に立てることが、チャンスを得ることですよ。そのチャンスでしっかりいい動きをしないといけないわけです。

運がいいっていうのは、まず打席に立てる人です。逆に、運が悪い人っていうのは、打席に立てない。つまりチャンスが回ってこない。イメージ的には、監督が「代打行くぞ!」ってベンチをきょろきょろ見てるときに、トイレに行ってたとか、そういうのは運が悪い。
逆に運がいい人っていうのは、トイレから出てきて、ハンカチで手を拭いてたら「ちょうどいい、お前、代打でいってこい!」なんて言われちゃうような人です。少女漫画でもおおいですね。ヒロインが怪我をしたときに、突然、代役で出るみたいなパターンです。

こういうときに、運のいい人と悪い人で、選ばれる確率が違うのですが、実は裏を返すと、監督は、運の悪い人がトイレにいるときを狙って、代打を探すのです。なんで??あなたを選びたくないから。逆に運がいい人がいるときに、代打を探します。なんで??あなたを選びたいから。

これを、なんだ人に好かれるとかそういう話かと思ったら、それまでで、そうじゃなくて、小さなことがもたらす印象の総和が「運がいい」ということなんです。例えば、ニコニコしてるとか、つまらない仕事でもせっせとやってるとか、人がいないところでも頑張ってるとか。じゃあニコニコしたらいいかというと、そうではありません。だから「総和」なのです。自己啓発書にはニコニコしろとか掃除をしろとか色々書いてありますが、それらのうちひとつをやるのではなくて、全部やるから運がよくなるのです。
お分かりでしょうか。

私も、ときおり、従業員に「新しい会社をやるから、キミ、社長をやらないか」ともちかけることがあります。
その人にとっては大チャンスです。
では私はどういう基準でその抜擢を選ぶか。優秀だからではありません。優秀な人は私の下において部下にしたいので、社長にすることはありません。野望のある人でもありません。野望のある人は、なんか乗っ取られそうなので、チャンスを与えません。一番私になついている人か、そういう人は私がいないと何もできないので、社長に向きません。

私が選ぶのは、「キミ、社長をやらないか」と言ったときに一番驚きそうな人です。椅子から飛び上がって、「わ、私が社長ですか!?」っていう人です。だっておもしろいじゃないですか。
じゃあどういう人が、びっくりしそうかっていうと、まず常識的な人ですよね。それでいて、まじめな人。あとは雑務をやってる人。メインの仕事してる人なら、次の社長は自分かもしれないとか思ってるから、「謹んでお受けします」なんて、5年前からスタンバイしてましたみたいなリアクションされてもつまんないじゃないですか。

えー適当なって思うかもしれませんが、世の中、適当です。その適当なアトランダムに選ぶ中で、選ばれる才能。これを運と呼ばずなんと呼ぶのでしょうか。

成長する人

次に人からチャンスを得なくても、自分で成長して、成功する人もいます。もちろん有能な人とジョイントすることもあります。
こういうのはどういう人かっていうと、経営者の視点がある人…っていうとみんな勘違いしてしまいます。

例えば、ある事業をしているときに、「この会社はここをこうしたらよくなると思います」なんて提案する人。経営者視点ですばらしいです。すばらしいですが、私はたぶん却下します。なんでかっていうと、「経営者でもないのに、何を偉そうに。黙ってしたがってればいいんだよ、ザコが」と思うからです。部下の提案を採用しますみたいな会社もありますが、あれは嘘です。なんか色々理由つけて、提案はうれしいけど、それは実現しない。それも嘘です。やりたくないんですよ。

会社に確実にメリットをもたらすのにやりたくない場合、それは諸々の事情があります。
例えば、WEBサイトが見にくいからここを直したらどうだという提案。
でもこのWEBサイト、外注をボロクソに安く使った挙げ句、罵詈雑言を浴びせて、ろくにお金も払わず切り捨てた人だったらどうでしょうか。いまさら頭を下げて、WEBサイトを更新してくれなんて言えませんね。こういう、実につまらない理由で、できないことというのは多々あるのです。

したがって、経営者と従業員では、知っていることが違うのですから、経営者の視点(=「もし自分が何でもできるとしたら」の視点)は持っても意味がありませんし、そもそも経営者とはいえ、様々な人間関係がありますから、それほど何でもできるわけではないのです。

例えば、うちの会社で経理をきちんとしたらどうだという話があがったことがありました。
経理をきちんとすると、従業員を増やさなくてはいけません。領収書もきちんと保管して、売り上げもきちんと記録しないといけません。
それはかったるいのです。
また、私がこっそり知っている従業員の不正も明るみに出てしまいます。それは都合が悪いのです。時代は全オープンで堂々とやるというのがはやっていますが、私は、特にスキルもなく経営者として優秀ではありませんから、多少暗いところがあって、秘密裡に、「キミにいい話をしようか」というのがないとやっていけないのです。

それに例えば、会社のお金を一部の役員の飲み食いに使って豪遊していたとします。
それは会社的にはよくないことですし、それをやめたら会社はもっと儲かります。
でも、私はなんのために会社をやってるのかといえば、仲間内で豪遊して好き勝手やるためなんです。従業員の給料をあげるために経営してるわけでもなく、株主のために経営してるわけでもありません。そんなのを無駄だとか言われても、冗談じゃないよという話になります。
まともな会社なら、オープンにして気づいた点は立場に関係なく、伝え合おうとなるかもしれません。でもたいていの会社は、株主の利益とか会社の利益とかどうでもいいんですよ。自分たちが気楽に快適にやれるなら、なんだっていいわけです。優秀な従業員より犬みたいにくっついてくるまぬけな従業員のほうが可愛いんです。

そういう中で、成長していくっていうのは、まず自分が自由にできる範囲を逸脱せずに、そこに創意工夫できる人です。
経営者視点の勘違いは、範囲の逸脱が許されていると思っていることです。
あなたの仕事がトイレ掃除だとしたら、トイレ掃除の範囲において、経営者視点を持てということです。偉そうに雇用だとかP/Lには一切口をだすな。トイレ掃除の観点でピカピかにするとか、紙を節約するとか、自分が経営者だったら、どんな風にトイレを掃除するのか考えろという意味です。

ちなみにトイレ掃除っていうのは一番腕の見せ所で、掃除するとき、他の人から見られないですよね。
っていうことは何をしてもいいんです。
タバコ吸ってようが、漫画読んでようが、女子トイレの生理用品漁ってようが、何をしてもバレないんです。
そこで、ダメな従業員っていうのは、サボるわけですが、経営者視点のある従業員っていうのは、携帯で、「トイレ掃除」とか検索して、マニュアルを無視して、自分だけの道具とか持ち込んで、ピカピカにするんです。
そうしたら、「きみ、一体どうやってトイレをピカピカにしたんだ」、「ははぁ、置いてある道具ではいまいちでしたので、重曹を使わせて頂きました」「なに、そうだったのか!」……という感じになるわけです。
もちろん、ならない可能性のほうが高いですよ。でも与えられた職権っていうのは、その範囲で自由なんですから、そこで120%を目指してくれないと、この人は労働者以外向かないなって思われますよね。
要は100の仕事を与えられて、100の成果を出す人より、10の仕事を与えて、15の成果を出す人のほうが、社長からみれば、印象がいいということです。これがやがて大抜擢につながるわけです。

ダメな人は、「トイレ汚いし、いまの道具じゃポンコツなので、新しい道具からお金出してくれませんか?」っていう人です。
これは経営者視点が欠けています。普通の経営者は、その従業員が掃除してるトイレはおそらくあまり使いませんし、トイレ掃除するのに、なんでそんなお金払わなきゃいけないんだと思うわけです。ただでさえ、人件費払ってるのに、道具をさらに欲しいって?冗談じゃないよ、ゴシゴシ頑張ってやったらいいじゃないかって思うわけです。印象悪いですよね。その結果、ピカピカになっても、「いやでも、あいつの道具買うのに2000円もしたしなあ、ダスキン頼んだら人件費も浮くし、この人解雇しようかな…」なんて考えています。

でも、自費で道具を買って、ピカピカにしたら、感謝&感激があって、「その道具代払いますよー」ってなるわけです。問題は掃除の道具を誰が払うかということではなくて、どういう印象をもたれて、どういう効果があるのかということです。
レバレッジを利かせてハイジャンプするなら、身銭を惜しんではいけないわけです。

こういう話をすると、必ず、「みのりさん、それはわかりました。でも自分の仕事はトイレ掃除じゃなくて、事務の仕事なんです」とかいうひとがいます。だったら、身銭切って、エクセルの勉強するとか、いま使ってるエクセルを外注サイトマクロ仕様にして早くするとか、あるいは自分の用のディスプレイかって、一人だけデュアルディスプレイにするとかしたら、とか言うと、「安月給なので、そんなお金ありません」と。

だったら、そんなことしなくてもいいんですよ。
雇用者は成功や成長を義務づけられているのではなく、労働を義務づけられています。
私は成功・成長したい人にアドバイスをしてるのであって、雇用者として快適に過ごす方法をアドバイスしているわけではないのです。
普通に働いて、土日は友達と遊びに行ったりするなら、別にそんなことしなくてもいいんですよ。
そうじゃなくて、金持ちになりたい金持ちになりたい金持ちになりたいって病気みたいにで朝から晩まで考えてる人に私はアドバイスをしているわけです。
心に響かないなら、私のアドバイスなんか聞かなくてもいいし、やらなくてもいい。
そういう人は何がしたいのかよくわかってないんですよ。

給料をもらって、もらった給料は仕事のために全部使うみたいな、半ばパチンコ狂みたいな感覚で仕事に対してお金を使えて、他のことなんかどうでもいい。お金とチャンスがほしいっていう野望あふれる人に対しては私はアドバイスをしているのです。

チャンスを確実にモノにする方法

最後にもうひとつだけ。
成功するにはチャンスが必要で、チャンスは打順だというようなことをいいました。
野球では、打順がまわってきたときに確実に打つ方法はありませんが、仕事であれば、結構な確率でうまくやる方法があります。
もちろんプロジェクト式の仕事で、なんかその人の能力に依存するとかコンペで勝たないといけないとかだと厳しいですが、単に大きなプロジェクトをまかされたくらいであれば、ほぼ確実に出塁する方法があります。

それは、身銭を切ることです。
大まかに権限が与えられたとき、成功するには、考えないといけません。この考える時間を確保するために、あらゆるものを身銭をきってアウトソースします。極端なことをいえば、食事をごちそうするという理由で、知り合いに仕事を頼みまくってもいいですし、社外の個人アルバイトみたいなのを雇って代わりに仕事をさせることもできます。いまやアウトソーシングが簡単な時代になりましたので、そんなことはいくらでもできます。あとは使えそうなフリーターとか主婦の友達に声をかけてみるとかやれることはなんでもやります。お金がなければ、実家から送金してもらえばいい。なりふり構わずやることです。それはできない…っていう人はチャンスを過小評価しています。

個人的な体験だと、結構大きなプロジェクトに誘われたことがあって、なんで私を誘ったのかよくわからないんですが、とにかく誘ってもらえたと。利益の取り分もお友達価格でちょっとおおいんですよ。私に与えられた仕事は大したものではなかったのですが、私はそれを個人資金で100万円ほど当てて、フル装備でいきました。そうすると、「あいつすごいな!!」っていうことになります。あっという間に、次のプロジェクト、また次のプロジェクトと声がかかるようになります。そうなったら、うまくいく連鎖です。これがチャンスを絶対落とさない姿勢だと思うんですね。

例えば、ちょっとトイレ掃除しておいてよって言われたときに、これは大チャンスだ!!と思って、自分の預金口座から全額おろして、すぐダスキンに連絡して「とにかくピカピカにしておけ!」と。そうしたら、絶対頼んだ人は感動しますよ。このぐらい、気合い入れていいと思うんです。「頼まれごとは試されごと」なんて言われますけど、このぐらい絶対やってやる、私に頼んだ以上、本物のトイレ掃除を見せてやる!ぐらいの気合いが大事だと思うんですよ。
ちょっと現実的な話をしますとね、トイレ掃除を頼まれるたびに、毎回ダスキン頼んでたら、お金がもちませんし、実はダスキンに頼んでおきましたなんて言ったら、頭のおかしい人だと思われますから、1回だけ呼ぶんです。それでダスキンの人に掃除のやり方を教えてくれ、同じくらいピカピカにしたいんですって教わるんです。それだけでかわりますから。一度身銭を切ったものは必ずサービスなら教えてもらうっていう姿勢も大事じゃないかなと思いますね。

今日は久々にいい記事を書いた気がするなあ。笑

あとがき

まあ、もちろん失敗もありますよ。
期待にこたえようと思って、ちょっとサービスを頼んで、まあ私の取り分的にペイできるでしょと思ったらすぐ解散になって、300万のローンがそのまま残ったとか全然ありますからね。まあリスクの範囲をよく見て、まあ注意しながらやりましょう。借金とかはしないように。
最初のほうなんかうれしくて、一番最初の従業員がエンジニア系で、アプリの勉強をしてますなんていうから、嬉しくて、雇ったその日に、あの新人を喜ばせるためにMacをプレゼントしてあげようってMacプレゼントしたんですよ。当時のMacは10万円以上したんじゃないかな。起業してたの頃ですけど。それっきりアプリも作ってもらわず、その従業員も音信不通になり、最初の2−3日派手な歓迎会を開いて、散々ごちそうしてパソコン買ってあげて、それっきりみたいな(笑)。完全に空回りですよ。でもそういうメンタルって大事じゃないですかね。
もちろんチャンスに裏切られることもあります。チャンスだと思ったら、チャンスじゃないこともあります。でも、そうやってチャンスを大切にするっていうのは忘れたらいけない気がしますね。もうチャンスはこないかもしれませんし。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ

Get Adobe Flash player Plugin by wpburn.com wordpress themes